職場の仲間と協力しあえば、 大きな目標も達成できる という実感があります。
生活相談員 D.Y.
2003 入職
金沢朱鷺の苑 勤務
Q1
入職を決めた理由
小さい頃は両親が共働きで、祖母や曾祖母と過ごすことが多かった私は自他ともに認める、おばあちゃん子でした。母親が福祉施設で働いていたため、何度か母親の働く施設へ遊びに連れて行ってもらい、利用者様によく可愛がって頂いた思い出があります。それもこの仕事に就こうと思った理由に大きく影響しています。金沢朱鷺の苑で働こうと思ったのは、専門学校の先生の勧められたことがきっかけでした。面接時は利用者様の人数の多さに驚かされ、そして、故北本廣吉理事長の高齢者福祉への熱意に圧倒されたことが、今でも印象に残っています。
Q2
現在のお仕事について
2022年より、生活相談員の業務に就いています。まだ未熟ですが、利用者様やご家族の方と施設をつなぐ窓口役になれるよう、日々励んでいます。また、日勤、夜勤の介護業務にも携わり、利用者様が適切な介護サービスを受け、快適な生活を送れるように各部署の職員と連携をとって業務にあたっています。その他では、特別養護老人ホームの職員のシフト調整などの役割も任せてもらっており、日々の職員とのコミュニケーションを大切にしながら、一人ひとりの生活に配慮した働きやすい職場づくりにも取り組んでいます。
Q3
仕事のやりがい
介護職員の時は利用者様のケアを中心に行っていました。各季節では職員同士がイベント企画を協力して行うのですが、イベント当日に利用者様から「ありがとう」と笑顔で言ってもらえることが、やりがいでした。現在も感染症対策を徹底した上で、できることを考えながら、利用者様に「楽しい」、「嬉しい」と思っていただけることが一番大切だと思っています。生活相談員としての視点を活かし、利用者様がご家族や地域の方とのつながりを持てるような行事やケアを考え、アプローチしていきたいです。
Q4
思い出のエピソードとは
ある利用者様の生活歴から、ずっと畑仕事をされてきたため、得意だとご家族の方から教わり、レクリエーションの一環として「一緒に土いじりをしませんか?」とご提案したことがありました。ご本人は承諾され、楽しそうに作業されていたのですが、ふと疲れた様子が見られたので「疲れましたか?」と声をかけると「小さい頃から畑ばかりしてきたから、今はあんまりしたくなかったんや」と言われ、今の気持ちの大切さに気付かされたことが思い出に残っています。
Q5
ときのえんのここがいいね!
ときのえんの良い点は、普段の業務で率先して周りに協力しようと行動できる職員が多いことです。これは、「まずは、やってみよう!」という故北本理事長の前向きな姿勢が、今の職員にも受け継がれているからだと思います。例えば、職員はいつも食事や排泄、更衣など日常生活の動作から利用者様の状態を把握しています。そこから、相手が何をしてほしいかを考え、自分だけでなく職員同士で共有することで連携が生まれ、大きな成果を生み出すことができます。1人の力が3にも、4にもなるのが福祉の強みであり、日々の業務でも実感しています。