以前は病院で働いていたのですが、それだと病気や治療が中心となり、なかなか一人一人の患者様と長期間じっくり関わる事ができなかったため、介護の世界で仕事がしたいと思ったのがきっかけです。

利用者様の体調管理 (バイタルサインの測定・疾病や既往歴、服薬の把握)や、主治医から指示のある医療処置、リハビリなどを計画して実行するなど、日々、その利用者様にとって、より良い看護を行っています。また、職員と共に利用者様の入浴や食事のお手伝いをしたり、レクリエーションを一緒に行いながら補助したりするのも、デイサービスでは大事な仕事です。

利用者様とじっくり関わる時間がもてるので、一人一人とコミュニケーションがとれ、日常的にいろいろな会話ができて楽しいです。また、作品製作やぬり絵など利用者様の趣味に合う手作業やリハビリなども長期的に計画が立てられるので改善がみられたり、作品ができあがった時は利用者様と一緒に喜びあったりして、とても充実した毎日を過ごしています。

ある利用者様のことですが、施設に来られた当初は車椅子から立ち上がる事もできなかったのに、少しずつリハビリを頑張られて、階段を一人で上がれるまでに改善された時は、とても感動しました。またそれと同時に、周りの人がその方の限界を初めから勝手に決めつけるのではなく、まずは少しずつでも「できること」を行っていただく事が大切だと教わりました。

親身になって利用者様やご家族の方の対応をしている職員が多いと思います。利用者様と一緒に笑い合ったり、時には泣いたりすることができる人、おもしろいことをしてくれる人も、たくさんいます。あとは、就職してから資格をとる事ができるサポート体制も充実しているので、他業種からときのえんに再就職された方も多いです。