大学卒業後は、人の役に立つ仕事がしたいという思いがありました。業界を絞らず就職活動をしていたのですが、介護の仕事であれば、より人に貢献できると考え、ときのえんの会社説明会に参加しました。介護という仕事が自分にできるのかという不安もありましたが、人事の方から実体験をもとにしたときのえんでの仕事内容をお聞きし、ここでなら自分も働いていけるというイメージを持つことができました。地元で働くことができ、かつHPやマイナビに掲載されていた先輩職員のインタビューからも雰囲気の良さを感じ、入職を決めました。

利用者様の身の回りのお世話や、食事から排泄、入浴など日常生活に関わるほぼ全ての支援を行なっています。また、利用者様に楽しんでいただけるようにと、季節に合わせた行事やイベントを企画したりすることもあります。室内での生活が多い利用者様にも季節感を感じていただけるように、夏祭りに流しそうめんを行ったり、秋には焼き芋を楽しんでいただいたりしています。できる方にはお芋を包むお手伝いをしてもらい、普段とは違う刺激を感じていただけるように意識して行事企画を行なっています。

利用者様から「ありがとう」と言っていただけた時は、とても嬉しいです。もちろん、常に言われるわけではありませんが、丁寧に介護をしているとふとした時に笑顔で感謝を伝えてくださるので、自身の仕事へのモチベーションにもつながっていると思います。例えば、食事後の片付けをしている時に「ありがとうね」とか、車椅子からベッドへの移乗時に「痛くないですか？」と尋ねた際に「全然、大丈夫だったよ。ありがとう。」と言ってくださったりする時が、一番やりがいを感じる瞬間です。

入職した1年目の頃、まだ日が経ってない時に自身のミスで利用者様の事故を招いてしまったことが、とても記憶に残っています。不幸中の幸いで利用者様に負傷はありませんでしたが、大きな怪我につながりかねないようなミスだったので、とても反省しています。それまで気を付けて介助をしているつもりでしたが、より安全で安心して頂けるような介護をしようと心掛けるようになった出来事でした。

職員の方々が気さくで優しいところです。入職した当初の私は全くの未経験で分からないことも多く不安でしたが、とても丁寧に教えてくださったり、緊張しないよう気さくに話しかけてくださったりと、周りの先輩方には何度も助けていただきました。